
一つのAPIで様々な機能やデータを簡単に相互利用できるようになる「plusbenlly」をNECパーソナルコンピュータ株式会社とキュレーションズが共同開発しました。
plusbenllyとは 利用企業が、持ちたいデータを持ってサービス提供に活用することができるツールで、一つのAPIで様々な機能やデータを簡単に相互利用できるようになります。IoTデバイス開発者・サービス提供者・サービス開発者の想いをサポートする オープンなIoT Developers Platformです。
通常、複数APIを利用した場合、Documentの精査や管理など開発工数の増加が課題として挙げられます。しかしplusbenllyではそういった複数のAPIを一つにまとめることで工数の大幅な削減が見込めます。
<事例>
▼三菱地所株式会社 丸の内ヘルスカンパニー
Fitbit® 社・OMRON® 社・Withings® 社のウェアラブル機器や体重計・血圧計など、様々なIoT 機器と連携して自動で健康データを収集し、アプリで見える化をするための仕組みとしてご利用いただいております。
▼中部電力、大日本印刷株式会社
「地域型情報銀行」が、モニターから、個人の属性や生活に係るデータの預託を受け、 あらかじめモニターが設定した条件の下、サービス事業者(スーパーなどの小売店)へデータを提供します。 サービス事業者は、提供されたデータに基づき個人に合わせた適切なサービスをモニターへ提供することにより、 モニターは日常の買物等で利便性向上につながるサービスを得ることができます。
本実証は、「地域型情報銀行」のサービス提供・運用にかかわる課題抽出、サービス事業者における活用可能性を評価し、 地域内の消費活性化や地域課題の解決などへ寄与する事業モデルについて検証を行ったものです。
▼大和リビングマネジメント株式会社
「集合住宅の快適な住環境を実現するIoTエネルギーマネジメントシステム構築に関する共同実証試験」
関東および関西地方の約50戸の集合住宅を対象にして、住宅全体の電気の使用状況から家電製品の種類ごとの利用情報が抽出可能な専用の電力センサーと、住宅内の温度や湿度などを測定する環境センサー付マルチリモコンを設置し、2つの機器から得られる情報により家電製品を自動で運用・制御するシステムを構築し、そのノウハウを得ることを目的としました。
今回の実証実験において、東京電力パワーグリッド(※以下「東電PG」)は、専用の電力センサーから電気の使用状況に関する情報を収集・蓄積・加工することのできるIoTプラットフォーム※1の提供や、電気の使用状況に関する情報から電力使用量を予測する分析アルゴリズムの開発を行いました。また、大和リビングマネジメントは、東電PGが提供する加工された電気の使用情報ならびに分析アルゴリズム結果や、環境センサー付マルチリモコンから得られる温度や湿度などの情報を、弊社が共同開発中の”IoTサービス創出プラットフォーム”に取り込み、エアコンなどの家電製品を自動で運用・制御する機能を開発しました。
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様々なサービスづくりを、今後も順次広げていく予定です。