
大企業向け新規事業支援を行うキュレーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:根本隆之、以下当社)では、ヘルスケアとテクノロジーを融合させ、未病・予防領域に取り組むプロジェクト「AgingTech」( https://agingtech.jp/ )を開始しました。本プロジェクト内の「共創ラボ」では、医療関係者とともにヘルスケア領域の新規事業に取り組んでいきます。
総務省統計局によると、総人口に占める高齢者の割合は2022年に29.1%となり、この割合は2040年には35.3%になると見込まれています。(※1)また、2019年における平均寿命は男性81.41歳・女性87.45歳、それに対して、健康寿命は男性72.68歳・女性75.38歳で、平均寿命と健康寿命の差が見受けられます。(※2)
「AgingTech」は、超高齢化社会のなかで、日常生活の制限を受けることなく健康に生きる世の中を目指し、ヘルスケアとテクノロジーを融合させた事業創造プロジェクトとしてスタートしました。
※1 総務省 統計局 人口推計より
※2 平均寿命と健康寿命(e-ヘルスネット)
「AgingTech」は、これからの超高齢化社会に向け、未病・予防領域において新たな事業を生み出すことを目的としたプロジェクトです。既に実証実験を経て、PHRプラットフォーム事業「フクシン」や認知症関連事業「Abe's BPSD Score」を新規事業としてリリースしております。
今後も、様々な実証実験を行い、新たなヘルスケア領域の事業を創出してまいります。
「AgingTech」では、「共創ラボ」という場を通じて、骨粗しょう症予防に向けた骨のトレーニングを推進するサービスなど、様々な医療関係者とともに、未病・予防に関する実証実験を行っています。
医療関係者は日々現場での活動を通じて、未病・予防における課題や解決へのヒントを持っています。一方、自ら事業を立ち上げるには時間やノウハウが足りません。そこで、当社が得意とする新規事業開発のノウハウを医療関係者や自治体の課題やヒントと融合させて、補完することで、事業を創出していきます。
PHRプラットフォーム事業
フクシン
ヘルスデータ、バイタルデータを効率的に収集・集約できるプラットフォームサービス。
住民や会員の健康データを活用したい自治体や団体等に利用されています。
認知症関連事業
Abe’s BPSD Score
認知症患者の精神症状を評価するサービス。
対象患者の状態を管理するだけでなく、医師と連携したデータ共有が可能となっています。
今後さらに多くのサービスを生み出すために多様なメンバーの参画をお待ちしております。共創ラボにて未病・予防サービス企画に取り組みたい方はご連絡ください。