
大企業向け新規事業支援のキュレーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:根本隆之、以下当社)は、新規事業支援体制の更なる強化のため、2022年12月1日に荒井宏之が取締役に就任いたしましたことをお知らせします。
失われた30年を経た今、日本の未来にとって、スタートアップエコシステムの確立と起業家人材の育成は非常に重要です。一方で、大手企業をオワコンなんて揶揄する風潮には違和感を感じます。
全体の0.09%しかない上場企業が5%の雇用を生み、その関係人口は10%とも20%ともいわれる日本では、大手企業が経済を支えていることは疑いようのない事実です。スタートアップも大切ですが、大手企業をイノベーティブに変革することも同様に大切なはず。3年前の夏、opportunity creatorの髙野一朗氏からの紹介でキュレーションズ社 代表取締役の根本に出会い、そんな日本の未来を毎晩のように明け方まで、中年にもなって青臭く熱く議論を交わしました。
大手企業各社が小手先の制度運営で満足するのではなく、本質的にとるべき新規事業戦略を描き、本質的に目指すべき人材開発と文化醸成を志し、本質的に実行すべき新規事業開発に注力する環境を、日本中に広めていく。キュレーションズ社の取締役として自信を持ってこの大役を担っていくことができると強く信じています。
これまでのノウハウや知識、経験、スキルをフル活用し、新規事業メソッド、新規事業戦略のモデルケースの暗黙知から形式知への転換に一層力を入れ、コミュニティを活用した集合知化を行います。それに基づいて、戦略立案・文化醸成・人材開発のサポートと事業開発の共創の両輪で、大手企業を通じたイノベーションで日本の未来を切り拓くよう全力で取り組んで参ります。
1982年神奈川県横浜市生まれ。明治大学理工学部を卒業。在学中からエンジニアとしてWebサイト制作、SEOエンジニアリング、アクセス解析アナリストを経験。アーキタイプ株式会社にてIT領域の技術/潮流をベースとした中堅〜大手企業向けの新規事業コンサルタントにジョブチェンジし、グリー株式会社など複数のメガベンチャーにおいて新規事業立ち上げに注力。その後、複数のシードフェーズ・スタートアップにてCEO、CSO、アドバイザーなどを歴任し、経営戦略・マーケティング・事業開発・人事などを担当し、スタートアップ及び大手企業新規事業の事業戦略立案を外部からサポートするチガサキベンチャーズ合同会社を創業。2019年8月にキュレーションズ参画し、現職に至る。